1985終わりにようやくAsciinetのIDが来て本格的にパソ通参戦できるようになった。 年末になると帰省者が多いのかリダイアル10分ほどで着信することもあった。 ちなみにPV2123にはダイアル機能が無いから電話機のりダイアルボタンを押し捲ることになる。 1985年末時点で二十回程度のりダイアルでは繋がらなかった気がする。

1986 正月

12/31 夕方頃にはもう繋がるようになって居たのだか、 1/1朝にはもう一発でadcii-netに繋がるようになった。 その他BBSも同様で Guest アクセスすると ASCII-CODEで門松なんかを出したりして居た。 当時のAAは本当にASCII-CODEだから表現力は乏しいが、こんなものでも喜んだものだ。

資料探索中


アスキーネットを使うにはまず書籍を買う必要がある。
最初に出た上の「青本(2500円)」か半年ほど後にでた「緑本」
当時は東京23区の局番は三桁だったことが思い出される。
モデムは当然300bps

アクセス法に関するメモ

PC8001が出たときの売りの一つは 「RS-232Cによる大型計算機との接続」であった。
しかしそれがなんであるか理解したものは少なかっただろう。 なにしろ大型電算機=メインフレーム(IBM360系)では同期式64Kbpsだから。 しかし当然日電のACOSでは繋がったのだろう。 とにかく使えない端子RS-232Cが発売後六年立って突然大活躍ということになったわけだ。 このPC-8001 の良いところは通信設定が Dip-SW だから確実にできる。 しかしそうやって端末化したPC-8001はもはや単なるDUMB-端末だからログを取る事もできない・・通信プログラムを組まないと。
しかしPC-8001にはフロッピーも無いからそもそもログは取れない。 それでもログを取るためには、

  1. プリンターに出す ・・・カナの出せる中古が二万円程度から
  2. 外付けのFDDを買う ・・ 5inch 2D x 2 で五万円くらい
  3. テレコに通信回線の音声データーを記録する。
結局全部やったが、とりあえず テレコに録音をした。 なんでこんな事が出来るかというと、 300bps (CCITT V.21) に限ってモデム間の同期が無い。
と書くとパソ通は同期でなくて非同期じゃないかと思う人も出てくるだろうが、層が違う。
とにかくそのお陰でログは一応取れた。 再生するときはその音声データーをモデムに通すと 二時間分の通信は二時間かけて PC-8001のモニターに再生される。
非常に面倒かつ時間の無駄であったが、それでも通信時の状況をそのまま再生する様はなかなか面白い。

驚異のアスキーネットシステム

当時のBBSシステムの主流はメニュー形式だった。

  1. メールを読む
  2. メールを書く
  3. ボードを読む

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